ソロプチミスト日本財団の顕彰事業において、調布WATの瓦林さんに推薦文を依頼し応募しました『NPO法人 NEKKO CFP 貧しい母子のための診療所』が見事、社会ボランティア賞を受賞されました。

助産師の冨田江里子さんは、1997年フィリピンへ赴き、貧困層の人々の暮らしには人為的なミスによる死産が多いことに気づきました。適切なケア提供のため2000年に診療所を開設し、そこで5500人以上の赤ちゃんが誕生しました。病院に行けないあらゆる疾患、年齢層の患者も集まってきます。

20年にわたり伝統的な薬草や発酵食品などを生かしながら生活習慣の改善を指導し、疾患のリスクを減らす努力を続けてこられました。
また、集められた寄付による手術支援や栄養失調児へのミルク支援も行われています。

受賞の報告を受けた冨田さんは、「ちょうど手術支援の男の子に血漿輸血などの費用が必要になっていたので助かります。ありがとうございます。」と喜ばれました。